COLOMBIAN EMERALDコロンビア産エメラルド(オイル処理)
コロンビア産エメラルドは、世界のエメラリド産出国のおよそ50%を占めています。
16世紀のスペインの侵略以来、約100の鉱山は、入れ替わりながらも少しずつ採掘が行なわれてきました。
各鉱山によって品質に特徴があり、多彩なものです。
ここでは、代表的なムゾー鉱山、チボー鉱山、コスクエス鉱山、のエメラルドを比較して、違いを見て下さい。
ムゾー鉱山
サンタフェデボゴタ北北西120kmに位置し、最高のエメラルドを産出する鉱山として知られています。
黄色みが強く、濃いグリーンで柔らかな味を持っているのが特徴です。
チボー鉱山
サンタフェデボゴタ東北東100kmに位置し、ブルーの強いグリーンのエメラルドが産出します。内包物が少なく透明度の高いものが多いです。
コスクエス鉱山
ムゾー鉱山の北10kmに位置します。
ムゾー鉱山とともに政府の管理に委ねられていたため、産出量は抑えられていました。淡めのグリーンです。
どんな時代にも魅了し続けてきたジュエリー
「フリンジ」ネックレス

マドモアゼル・シャネル1932年デザインの復刻版(1993年)ダイヤモンド、ホワイト・ゴールド、シャネル・ジュエリー、フランス
分かれたセッティングのダイヤモンドのリヴィエール(川)の上からフリンジ(房飾り)が並べて提げられ、ブリリアント・カットの列のしなやかなラインは正面が長めで、後ろ側が短めになっています。
695個のダイヤモンドは、総計63カラットになります。
ココ•シャネルのジュエリー
「ガブリエル•シャネル(彼女の本名)1883~1971」は夫人帽子屋としてファッション界で身を起こし、1913年に自らのファッション•ハウスを初めてオープンしました。
第一次世界大戦後、新しい女性たちのニーズに関心が向かい、戦時中に自活することを学ぶとともに、非常に独立した生活を送りました。
そして上流階級と近づきになり、女性用のズボンをデザインし、香水を販売し、ハリウッドでスターたちにドレスを提供することを認められました。
1932年のジュエリーは経済危機への反動として、未来への楽観的な展望としてみられるべきです。
それらのジュエリーはすべて、星、彗星などと言ったように天空の要素を表したものです。
俗言にあるように、「流れ星」を見たら願い事が叶うと言われています。その上、さらにダイヤモンドの輝きは星を思い起こさせます。
「コメット」ネックレス

マドモアゼル•シャネル1932年デザインの復刻版(1993年)ダイヤモンド、プラチナ、シャネル•ジュエリー、フランス
閉じていないネックレスは、彗星の尾の部分がフラント側で6本に分かれ、首の部分で3本に減って、星からでています。
654個のダイヤモンドは、総計73カラットになります。